身近な人がお亡くなりになることはとても悲しいことでしょう。
私も義父を亡くしてやっと3回忌法要を済ませることができました。
故人の大切にされていた遺品の数々は、生前の頃は気がつかないくらい多いものです。
遺品整理は、お亡くなりになられてからすぐに始めなくてはいけないものなのでとても大変な作業です。
遺品整理について少しお話します。
故人が残された遺品ですが遺品には色んなものが含まれるのです。
金品や通帳印鑑などは直接的な財産として貴重品として扱われ、写真や手紙など趣味の道具や蒐集物は思い出の品として分類されます。
驚くのが衣服や布団、冷蔵庫の生鮮食品や保存されていた食品まで遺品扱いとされるのです。
一番大変なのが生活家電やたんすなど大きな家具類の処分です。
我が家でも生前義父が大事にしていた家具の数々を全て廃棄場に運ぶのは無理なので、
庭でひとつずつ壊しながらゴミ収集の日に出したものでした。
実際に遺品処分や遺品処理を行ってみて感じたことですが1年や2年では一人の人の財産整理はできないということ、人生をかけた財産ですからこれだけあるのが当たり前なのでしょう。
我が家のように家族がいる方はそれでもなんとか済みますが、お一人でお暮らしの方がお亡くなりになられた際には大変でしょう。
引き取り手のない財産、処分ができない物品などを処分してくださる専門の業者があるのでこんな時は助かります。
私たちも、一人暮らしでなくても手の付けられない遺品の多さに疲れて業者に手配をお願いしました。
食品まで遺品整理になるなんて思いもよらない発見でした。